笑門福来
幸福は幸福を呼ぶ―人生の叡知235篇
宇野 千代
集英社 1997/10
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最近女子らしさに興味を持ち始めた。女子らしさといっても、別に論理的な生き物である男子に感情駆動的な女子,といったラベル付けをしたいわけではない。世の中驚くほど感情駆動的な男子もいるし、逆に論理的な女子もたっくさんいる。しかしながら、男女がともに生活するとなると,男子が取得しやすい役割,女子が取得しやすい役割,さらには男子が取得することが期待されやすい役割,女子が取得することが期待されやすい役割というのは存在するように思う。この流れに乗ることで日々の生活がスムーズかつ楽しくなるのであれば,ちょっとばかり,その役割がどんなものなのか知っておくことに越したことはない。そういうわけで読んでみたのが宇野千代の本。
瀬戸内寂聴さんも然り,年をとって「女子とはなんたるや」を綴る人は,若いころ結構色々やらかしているように思う。そんな先人のお話を文庫本で知れるなんて,なんとお得な。
<読み終わって思ったこと>
●「そうやんなぁ!」と思う言葉が結構多かった(「えーそんなバカな~」もあったけれど)。例えば,『幸,不幸は本人の望み次第である』とか。「私ってついてないわー」とか「運がない」っていう人は,卑怯なことをいってるように思われて好きになれないと書かれていた。ホンマにそう思う。私なんてちょっとうまくいかなくなると「あら?私こんなんなはずじゃないのに。どちらかというとツいてるほうやのに?これは一体ナニナニ!?運貯めてるのかしラ?(運貯蓄ビリーフ)」とか思ってしまうタイプ。生まれて結構このかた,上記の方法でなんとなく自分を安心させてきた。そして今のところ,ポジティブイリュージョンにまんまとひっかかっているかどうかはさておき,自分の中では「ツいてる度」平均値以上だと信じている。あくまでビリーフなのだが,これを信じられるかどうかが,人間分かれ道ではないだろうか。
●喧嘩しても出て行くな!と戒めがあった。若いころは「もう知らんわ!」といって出て行ったこともあるが(おかげでロックアウトされた),やはりこれでは問題解決にならない(プレイの一貫であるというのだったらまぁ話は別ということにしておきます)。それで,出て行かずにどうすればいいかというと,なんと自分の部屋の片づけをすればいいらしい。掃除をするうちに心が落ち着いてくるそうな。ほほう。試みてみよう。機会があれば。
●うっわーこれはイヤや~,と思ったフレーズを抜粋。『女のする親切は意地悪に似ている。一方の口を塞いでおき,人がどうしてもその口からは出られないようにしておいてから、それから、ゆっくりと親切を売る。まず人の喜びを奪っておいてから、その傷口に塗る薬を売る。女には真の意味で罪と罰の念はない。pp.175」女子,こわっ!
Note : 寝てしまう度は読み終わるまでに私が何回寝たかで算出
(5回以上寝た場合ももう全部★5つ)











日本の大学生は、確かにやる気がなくても「なんとなくみんな行くみたいだから」という理由で大学に行くことを決めたりすることが多い気がする。先日電車に乗ったとき、阪神タイガースのベースボールキャップをかぶり、黄緑の蛍光色Tシャツにデニムのハーフパンツ、そして「キリン氷結果汁」を片手にした外国人(後にテキサス州出身のアメリカ人と判明)を発見した。げげげと思いながらも向かい側の少し離れた席に座っていたところ、数駅通過したところでちょっと知り合い風の別の外国人(後にブラジル人と判明)が乗車。アメリカ人の向かいの席に座った。そこから席を隔てた大声トークが始まった。
あまりに声が大きすぎて聞き耳イヤーを立てたワケじゃないのに勝手に聞こえてきてしまった。どうやらその一見アブナイアメリカ人は4つの大学で英語を教えている講師のようだ。学生の様子をブラジル人から聞かれたとき、「4つのうち3つはいいけど、残り1つは…」と話していた。「なんで大学に来ているのか分からない」「私の1年生用のクラスにもいるし、2年生用のクラスにもいる学生がいる」「単位を落とした学生は、再履修の時は少しは勉強する。"enough to pass"レベルの勉強をね…」とか文句を言っていた。16時ごろの電車内で、一人飲酒する大学英語講師とやる気のない日本人大学生…。いろんな意味で心配になった。ちなみに写真は、とある大学生たちが提出物に描いた落書きである。クーがちょっとアカデミックな感じにアレンジされているのがおもしろいが、見た瞬間私がこのクーみたいになってしまった。そして2つ目の落書きは、威嚇しているもののほとんど脱いでしまっている。ダメかもしれないが笑ってしまった。ただし、今はまだあくまで他人事。自分が描かれたら笑えないかもしれない。描きたい気持ちは分からなくもないが、ここはひとつぐっとこらえて欲しいものだ。








