2006年10月25日

都会の小学生
毎週火曜日は京都に行く用事があるのだが,その帰りはちょうど小学生や中学生,高校生の下校時間と重なる。小学生を見てビックリするのは,いとも簡単に乗り換えをしていることだ。阪急京都沿線なのだが,普通,急行,快速急行,特急,快速特急とか,何種類も停車駅の異なる電車たちがやってくる。今週見た二人連れの小学生女児(推定1年生)は,補助椅子を出して,さらにティッシュか何かの袋にマジックペンで「MARIKOのおまもり」とか書きつつ,高槻に着くと同時にぱぱっとお片づけをして補助椅子をしまって下車していた。驚愕レベルである。
私が小学生のときは両親が共働きだったので,電車(注:路面)で4駅ほど離れた祖母の家に帰っていた。たった4駅で,しかも全部普通(注:というかワンマン)なのでトリッキーなことは一切なし。それなのに,パパンと一緒に何回も練習した。それが都会の子供たちときたらどうだ。トリッキーこの上ない電車の乗換えをひょいひょいとやってのけるのだ。しかも乗車中にお守りを作ってちょっと楽しんでさえいる。加えて,小学生のくせに自分の名前をローマ字で書けるとは。私なんてガラガラでも椅子なんかには座らず一番前に立ち続け,景色とアナウンスの両方をヒントに必死で下車していた(路面電車のアナウンスは,たまに間違ったりする。この点においてはトリッキーである)。
都会の小学生が田舎の小学生と比べていいとか悪いとかいう話ではなく,ここまで環境が違うと興味深い。
そういえば2週間ほど前は,キオスクの真下に丸まってしゃがんでいる制服の男子(推定中学校1年生)がいた。おなかでも痛いのか!?と思い,若干心配気味にじろじろ見てしまった。すると,電車が来たと同時に立ち上がり,キオスク内のおばちゃんの様子を伺いながらマンガを戻して駆け足で乗車したではないか。こらーっ!!と怒りたかったが,あまりの早業にただただ呆然とするのみであった。田舎ものの私には,それが電車の駅といえども刺激が強すぎる。
2006年10月22日

やめられないとまらない
確かにかっぱえびせんもなのだが,そうではなくてお借りしたドラマのDVD鑑賞が,である。
カリフォルニアのChinoという貧しい地区から一転,オレンジカウンティのハイソサイエティーの一家と生活をともにするようになったRyanと,そんなRyanに徐々に惹かれていく彼氏もち(彼氏役はアバクロのモデルをしていたムキムキ男子がやっております)のお嬢様Marissaをとりまく青春ドラマ,みたいな感じ。もうベタベタ。
現代版ビバリーヒルズ(見たことないけれども),とか,主人公のMarrisa役の女優がポスト サラ・ジェシカパーカーとか,cute guysがたくさん登場するとかが,やめられないとまらない主たる理由。なんだか最近,ソフトマッチョの男子を「He is so cute!」と表現するアメリカ人女子の気持ちがわかり始めた気がする。以前は「はぁ!?どこがキュートやねん!筋肉ムキムキやん!」と思ったものだ。
「Just leave. We are from two different worlds」的なことをRyanにいわれて,泣きながらその場を走り去るMarissa.そんなMarissaを見てしまい,ジェラシー全開のアバクロボーイ(Lukeといいます)。あまりにわかりやすい主人公の涙が時に笑いを誘うが,それでもいいのだ。見尽くさないと終わらないことは,私が一番良くわかっている。ただし1回見ただけで内容が全てわかるわけではないので,もう1回絶対見ます。予習みたいなものです。ちなみに,Sex & the Cityよりは真剣に見ないといけないのでちょっと疲れる。そういう意味ではやはりSATCを超えるドラマはなかなか出てこないかもしれない。
2006年10月19日

大人への階段のぼってます
2日ほど前のこと。
ピンポーン
19時ごろ。何を思ったのか,うっかり出てしまった。
「あ,わたくしNHKのものですが,契約の方をさせていただきたいと思いまして。お手数ですが1階のオートロックの扉の鍵を解除していただけないでしょうか~?」
来た。
ここに引っ越して5年目。引っ越した当初に2回ほどやってきたのだが、そのいずれにおいても
「テレビないんで~」
「親が払うな!って怒ってるんで~」
とかなんとか渋ってたら知らないうちに来なくなった。理由は何だと聞かれたらよくわからないのだが,一時期NHKの番組視聴料を絶対払ってやるものか!と思っていた。なので色々調べてみると,どうやら一番効き目があるのは「うち,父がTBS(でもなんでもいいがとにかく民放)なんですよね」らしい。コレをいうと,すたこらさっさといなくなるようだ。私は親の職業を偽るほど度胸がないので,上述した理由付けを主に用いていた。そして食い下がられたら「…うーん,じゃぁちょっと親と相談してみますー」といって決定を先送りさせていたのだ。
でもとうとう5年目にしてちゃっかり払ってなかったのがばれたようだ。今度は自分の部屋の前のインターホンの音が鳴った。もう仕方ないので出てみる。すると,ものすっごいぱっとしない,スーツを着た若い男子が立っていた。喧嘩したらなんか勝てるんちゃうか?と思うほど弱そうだった。その男子がささやくような声で「契約していただくことになってるんですよぅ~」と言ってきた。
ayaM 「あのー絶対払わないとダメなんですか?」
NHK 「契約していただくことになってるんですー」
ayaM 「なんかね,父親が払うなっていうてるんですー」
NHK 「契約していただくことになってるんですー」
何をいっても「契約していただくことになってるんですー」しか返ってこない。はっはーん,これは作戦なのかもしれない。いやでももう私は5年間も散々NHKを見てきていながら視聴料を払っていない。地震が起こったときには当然NHK,紀子さんが男児を生んだときもNHKにチャンネルを合わせた。しかも親は民放に勤めているどころか,公務員である。いい加減私もちゃんとしようかな…と思い立ち,
「はーい,じゃぁ払いまーす」
と結構素直に折れた。するとぱっとしない男子は「ありがとうございますぅ~」といってさっそく契約書的なものを出してきた。それに記入しながら,やれクレジットカードで払いたい(もちろんせっせとJALカードで。1マイルを笑うものは1マイルに泣く)だの学生なんやから学割あるやろだのとぶーぶーいっていたら,次から次に申込書を出してきてくれた。
あまりに気が弱そうなので,ついつい
「やっぱりなんか暴力的な人とかいるんですか?契約してくれっていいに行くとき」
と聞いてみると,
「はい,わたくしこのとおり若いので,きつい言葉を浴びせられることもございますぅ」
と言っていた。かわいそうに。いや,でもこれも全てNHKの作戦なのかもしれない。私のような共感性豊かな人を狙って,少しでも受信料を支払わそうとしている可能性も捨てきれない。
なんて思いながらも,最後は
「がんばってください~。実はめっちゃNHKみてるんですよ~。友だちNHKに勤めてるし。やひゃひゃひゃひゃ!」
で〆ておいた。ぱっとしない男子は急に真顔になって「僕ね,ほんといい番組作ってると思ってるんです。ほんっとおもしろいですよね,ほんっと。」と言ってきた。
「いやあんたにそんなこと言われんでも知ってるし」と,5年もお金を払ってないくせに,NHK好き度で彼に負けてなるものかとついつい頭の中で言い返してしまった。
「働き始めたらちゃんと払ってや」
と言われてたのですが,働き始めてないのに払い始めました。偉い!私。
BSも見てるのはまだまだ秘密。
