
【季節感を大切にする私とめだかのコラボ】
木曜日にご近所研究室の虫キングとなんとめだかを素手で捕獲しに行った。といっても当初はまったく捕獲するつもりはなかったのだが、いかんせん目の前で素手でめだか捕獲に成功し満足げな虫キングを目の当たりにすると自分も捕獲したくなるというものだ。
場所は学校の敷地内の人工池。私はこの学校に通い始めて4年目になるのだが、この人工池の存在にはこままで一切気づかなかった。20メートルほど離れた場所を頻繁に往復しているにもかかわらず。その上そんな人工池にめだかがいるなんてことも知らなかった。「池に水をとりにいくから」ということでついていったのだけど、本当にめだかが泳いでいて驚愕だった。
「捕まえるにはコツがいる」といって、幅の狭い箇所に狙いを定めた虫キングはおもむろに片手を水につけ、しばらく鋭い眼光で池を見つめていたかと思うと「ひょい!」とめだかをすくっていた。まままじで!?と思い手の中を見てみると、本当にめだかが泳いでいるではないか。ペットボトルのキャップに手のひらからめだかを移し、さらに捕獲に挑戦、成功。私もためしにやってみたものの、めだかのめの字もひっかからない有様。むきーとなり、とうとう「その場所やから取れるんちゃうん?」と言いがかりをつけて場所を交代してもらった。
するとなんと、取れてしまった。まさか取れるとは思っていなかったので、めだか入りの手を突き出したまま「ヒィー!」となる私。すかさず虫キングがペットボトルを差し出してくれ、それに流し込んでおいた。結局捕獲しためだかは計4匹。
研究室に戻る前に、「ミジンコを採取する」と意味不明なことをいいながら虫キングがテニスコートの傍に並べられているバケツのほうに突き進んでいった。「ミジンコって肉眼でみえんの?え?」と尋ねると「見える!」と返ってきた。本当に本当に私の知らない世界がそこには広がっていた。虫キングはペットボトルのふたで水をすくい、いるいない判断をした後でペットボトルに流し入れていた。どうやら本当にミジンコが見えているようだ。
しばらく研究室で作業をした後、4匹のめだか達を我が家に連れ帰った。すいすい泳いでいる様を見ると癒される。今はビンに入れているのだけど、狭くてかわいそうなのでそのうち水槽を買ってしまいそうだ。実家に帰る時に一体どうするつもりなのだろう。
思えば5,6年前、私は熱帯魚の飼育に夢中になっていた。1ガロンの水槽からはじまり、最終的には10ガロン水槽でヒーター、温度計、フィルター完備の環境を維持し、エンジェルやらテトラやらを眺めていた。そのときほど大掛かりではないものの、またやってしまいそうだ。
ちなみに虫キングなのにめだか?というのはかなり遠くのほうにおいておくことにする。