2005年09月22日

右上下8番抜歯小手術:旅立ち編

最後の審判の日が来た。右下7番が歯根膜炎をおこし、それがどうにもならないようだと手術。でも、私は確信をもっていた。歯根膜炎の疑いはもうほとんどゼロに近い。なぜなら痛みはほとんどないし、患部がちょっとつっぱるような感じがある以外は、普通に食事もとれているからだ。

受付後10分ほどで名前を呼ばれ、歯科といったら的な例の可動式椅子に座り、問診を受ける。今日はいつもと違う先生で、ちょっと若めだった。「どうですか?歯の痛みは」と質問されたので、「あ、もうほとんどありません。歯茎を切ったところが空洞になっていて、そこに食べ物がつまるのがちょっとイヤですが…でも痛いとか苦しいとかではなく、しんどいだけです」というと、先生はしばらく考え込んで「あ、そそそうですか」とおっしゃった。

「じゃぁちょっと傷のところと7番の歯みますね~」ということで、可動式椅子が稼働した。打診されたのだけど、「釘打ってるんちゃうんやから!」くらいカンカンたたかれて、7番が痛かった。苦痛に顔をゆがめると、「痛いですか?はぁ…(しょんぼり)」といわれた。誰でも痛いでこら!と言いたかったけれど、小心者の私はいえなかった。

その後かみあわせをチェックするため、「カチカチ噛んでみてくださいネーはいカチカチ~」とまるで子供を相手にするかのような口調でカチカチを促された。まぁいいかと思い、「かちかちー」とやると、なんと「はいカチカチ~はい次ゴシゴシ~」と言われた。日本人女性の平均寿命の4分の一以上は生きたと思うのだが、このような表現は初めてだった。「ゴシゴシ?歯でゴシゴシ??」スルーしても良かったのだけど、直前の子供相手口調も気になっていたので「え…ゴシゴシ?ゴシゴシってどうやってやるんですか?」と尋ねた。すると先生はマスクを取り、ピカピカの歯で「こうですこうです!ゴシゴシ(実際にやってくれたが、歯はゴシゴシいっていなかった)」。ゴシゴシは、上の歯を右に動かした時、下の歯を左に動かし、その逆、その逆、…と繰り返すことだったようだ。ゴシゴシは有名な表現なのだろうか。

痛みますか?の質問に、「全く痛くありません!」と答えると、その若い先生はいつもの担当の先生に指示をあおぎに行った。しばらくしていつもの担当の先生が来てちょっと診察し、「まだ7番にちょっと痛みがあるみたいですけど、だんだん落ち着いてくると思います。何か食べたりするのに支障もないようですし、今回で治療の方は終わりということにさせていただきたいと思います。もしまた痛みが酷くなるようでしたら、すぐに連絡下さい。」と大人のコメントをくれた。「はーいわかりましたー。どうもありがとうございましたー」で右上下8番抜歯小手術+術後検診終了。抜いてよかった!と今は心から思える。抜いてなかったら未だに「歯が痛いー歯が痛いー」と一人苦しんでいただろう。わたしを苦しめる可能性のある親知らずはすべてやっつけた(先生が)。適度な充実感とともに歯科を後にしたのだった。ここで爽やかな秋風でも吹いてくれりゃ感動ものだが、あいにく昼間の風はまだまだ生ぬるい。

Posted by ayaM at 2005年09月22日 11:24
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