●ダメダメ犬とダメダメ家族

【うちのおバカ犬】
私が小学校6年生の時にやってきた、うちの愛犬。従姉妹がブリーダーをやっている時期があって、その時に生後1ヶ月の、一番カワイイこの子を誘拐してきた。幾度となく脱走しながらも、まだなんとか健在である(一度保健所まで連れて行かれていて、あと1日遅かったら処分されていたという経緯あり。その後数日はさすがに元気がなかった)。あまりに脱走するので、リードを2つつけて1つはずされてももう1つ、という対策をとっている(写真参照)。彼はいったん自分がリードから放たれ自由の身になったことに気づくと、とたんに庭を走り回る。そして、「捕まえられるなら捕まえてみなさいよ」と言わんばかりに、「正面から対峙⇒捕まえようとする私のわきを高速ですり抜ける」という行為を延々と繰り返す。「もう知らない!プンスカ!」とほっておくと、とたんにおとなしくなって庭でだらーんところがっている。でも、「そろそろ」と近寄ると、まだ元気がある場合に限っては新たな対決を挑んでくる。
大きな犬なので一見番犬向け?などと思うと大間違いで、例えば隣の人が用事で家にやってきたとき、その人が帰る時になってようやくほえ始める。さらに、「わんわんわん!」と珍しく威嚇声でほえているので見に行ってみると、コオロギにほえていたこともある。もうほんとにどうしようもないダメ犬なのだ。
「犬は飼い主に似る」はよく聞く話で、うちの犬がダメダメと言うことは、すなわちうちの家族がダメダメであると言うことをあらわしている。
例えば私。散歩が大好きなうちの犬は、散歩用リードに付け替えられるといてもたってもいられなくなって、玄関の門めがけてすごい勢いで私を引っ張っていく。そんなうちの犬に向かって、「もう~!やめてよ!何回言ったら分かるわけ!?」とマジ切れしている私はダメダメだ。
さらにうちの母親。ある朝仕事に向かう途中に、リードがないハスキー犬がうろうろと道端で徘徊しているのを見かけました。
「また脱走してる!」
ママンはぎょっとして車から降り、「あんた何してんの!こっちきなさい!」(私と同じ症状)と声をかけて乗車を促し、帰宅の途へ。ぷんぷん怒りながら首をつかみ家に戻ると、うちの犬が小屋から頭だけ出してその様子をじっと見ていました。そうです、ママンは全く別犬を誘拐してきたのです。
ママンいわく、「うちの犬はよく脱走する。今、目の前に脱走中のハスキー犬がいる。ゆえにこの犬はうちの犬である」という論理的には全く破綻している思考を経て、確信をもって連れ帰ってきたららしい。もう本当にダメダメ家族である。
このように、ダメダメっぷりを露呈しつつも、家族と犬のコミュニケーションによってあたらしい「何か」が生まれている点は非常におもしろい。雷や大雨の後はおなかを壊してしまうほど臆病な我が家の愛犬だけど、いるといないとではいろんな面で大違いである。
コメント
かわええなあ~美形だなあ~~~
しかしわんこよりもママンにバカ受け。
Posted by: たいころ | 2005年08月11日 21:03
自分とこの犬なのでかわいいと思ってるのですが、そうやっていってもらえるとえっへん面したくなります。
ママンの「ハスキー犬誘拐事件」は今や彼女の持ちネタとして皆様からご好評をいただいているようです。最近私の持ちネタにもなってます。
Posted by: ayaM | 2005年08月12日 00:43
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