2005年06月17日

Yes yes, you guys are!
Toy StoryからPixarのとりこになっている私。モンスターズ・インク、ファインディング・ニモも良かったのだが、それでも私の中ではToy Storyが一番だった。しかしながら、とうとうその1番の座がMr.インクレディブルに移った。映画館でみている途中、変なポイントでなぜか笑いがこみ上げてきて、それを抑えるのに必死になったというはじめての体験をした映画でもある。DVDが発売になり、早速購入→鑑賞。正直これは当分の間毎日見ろといわれても見られそうだ。
邦題はMr.インクレディブルとなっていて、パパが主人公っぽいのだが、英語のタイトルは「The Incredibles」。家族全員が主人公。そのなかでも、私は特にダッシュのキャラにべたぼれ。飛行機が撃墜されて海に投げ出されたときのセリフ
「We're dead! We're dead! We survived, but we're dead!」
何回聞いてもおもしろい。さらに、ここで動かず隠れてなさい、とママから命令されているにもかかわらず、洞窟の奥へと探検に向かい、声がひびく場所でおもむろに「Cool! COOOOL!」とひとりおおはしゃぎ。お姉ちゃんにくっついて寝ていた自分に気づき、「うげ~!」と飛びのく、敵を倒して大声で「Yee-ha! 」と喜んだせいで別の敵に見つかっちゃって「oh-oh」。また猛烈にダッシュして逃げていく。きわめつけは、激しい戦いの後に乗車した高級車の中で「That was the best vacation ever! I love our family」とひとり大興奮。きっと何度見ても大笑いしてしまうだろう。アメリカのワルガキの典型といった感じだ。
若干残念だったのは、新聞の見出しが微妙に日本語になっていたり、奥さんとフロゾンの居所を特定されているかどうか確認するところのPC入力文字もカタカナとかになっていた点だ。変に日本語と英語が混ざると気持ち悪いし、日本で暮らしている英語を母国語とする子供たちもいるわけだし、そんな細工はいらないと思った。といってもシンドロームの死にオチとか結構ブラックなので、実は大人向けの映画だと私は思う。いまふと思ったのだが、登場人物の誰に注目するかで映画の見方(対象年齢)が変わるのかもしれない。子供たちはきっとダッシュの視点でみるのだろう。…この考えでいくと、私の視点は子供だということになる。
それにしても、家族全員のパワーが絶妙な組み合わせで設定されており、Pixarスタッフの発想力の豊かさには本当に感動する。そしてキャラクター達は激しくデフォルメされてはいるのだが、その表情はすごく変化に富んでいて、改めてPixarの徹底した仕事っぷりに感嘆の声をあげざるを得ないのだ。細かい動きなんかもまるで人間みたいだし、アニメの利点を最大限生かした映画であることは間違いない。
PixarのDVDを買うと「Making of XXXX」なる30分程度の映像特典がついてくる。それを見るたびに私はPixarみたいな場所で働きたい~。との思いが強くなって仕方ない。キックボードで社内を移動し、オフィスはおもちゃだらけ。モンスターズ・インクの映像特典では、オフィスのスペースに秘密の隠れ家みたいな場所を作っているスタッフがいた。信じられない。
遊んでばっかりな感じもするけれど、きっちり仕事をしている様子も垣間見える。適度な課題葛藤はあれど関係葛藤はなさそうな雰囲気。理想的この上ない環境だ。「いいなーいいなー働きたいなー」と、ある人に熱っぽく語ったら、「働きに行けばええやん」とか「ほんまはめっちゃ仲悪いんちゃうん」と言われた!きー! といっても働くのは実際厳しいので、せめて友達がほしい。
Pixarの次回作は車がメインキャラクターになるということだ。予告を見て「全然おもしろくなさそう」といつも思ってしまうのは今回も同様だが、だからといって見ないとかは絶対にない。でも当分はインクレディブルで楽しめそうだ。
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.bo-peep.net/cgi/mt/mt-tb.cgi/79